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宮城県仙台市の工務店 栗駒建業

バリアフリー住宅

紹介させていただくバリアフリー住宅は、障害者となったご主人様(介護度5)を在宅介護するため、奥様が様々な人の助言をもとに考えたアイデアが随所に見られる住宅です。

外観 
外観
外観
車椅子用玄関 屋根付き
車椅子用玄関/屋根付き
シンボルツリー
シンボルツリー

通常の玄関の他に、車椅子用の玄関も隣接しました。車庫も兼ねた屋根付きの玄関で、雨の日でも濡れることなく車への乗り降りが可能です。庭は生け垣を低くして、道路から見えやすい位置にシンボルツリーとしてカエデを植えています。シンボルツリーと明るい色の外壁は、救急車などを呼ばなければいけない状態になったときに救急隊の方への目印としての役割もあります。
 
 LDK
キッチン
キッチン
LDK
LDK
和室
LDKに続く和室

キッチンは、ご主人様の様子を見ながら料理が出来るようにオープンキッチンにしました。 
LDKから見える和室の並びに奥様のお部屋があります。在宅介護では、条件が許せば介護者が一人になれる場所も必要です。
 
 ご主人様の寝室と水廻り
寝室
ご主人様の寝室
ユーティリティ
ユーティリティ
天井走行リフト
寝室から浴室つながる天井走行リフト

車椅子用玄関からご主人様の寝室、浴室へは天井走行リフトで移動できます。在宅介護で体力的にも大変な入浴(浴室までの移動)は、このリフトで行えます。主に排泄物の処理を行うユーテリティには、2種類の流し台と、洗濯機も2台設置しました。在宅介護に置いて、排泄の処理は物理的負担に加えて精神的な負担も伴ないます。毎日のことです。介護者が楽に処理できる設備を整えることは、介護される側にとっても心の負担が軽くなります。

人生80余年といわれる現代、バリアフリー住宅は特別なものではありません。家族の介護や自分自身の老いに備え、家を建てる際には誰もが考える必要があります。手摺の設置(または、手摺の設置を想定した壁の補強)、床の段差解消、車椅子の使用を考慮した各部屋の出入口や廊下幅の確保など、将来を見据えた工夫が、これからの家造りには欠かせません。できる限り自分の力で元気に暮す 『自立を助ける家』、家族に介護が必要になった場合は 『介護しやすい、されやすい家』 など、家族皆が快適に暮せる家のあり方を考えることは大切なことです。