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宮城県仙台市の工務店 栗駒建業

インターネット現場見学会 施工記録
築55年木造住宅のリノベーション
半世紀以上もの間、美容室→洋菓子店→カフェと、用途を変えて住み継がれてきた店舗付き住宅をリノベーションしました。
2021.2.27 リノベーションショールーム完成
可動式テーブル 箱家具
造作キッチン 木のキッチン
玄関の手洗い 玄関
築55年の木造住宅のリノベーション工事が完了しました。
外装と内装に宮城県内産の杉材『伊達な杉』をふんだんに使い、造作アイランドキッチンや可動式のテーブル、こども用の椅子やテーブル・飾り棚・床の高さ調節などアイデア次第でいろいろ使える箱家具などなど、大工職人の技術が家の隅々まで活かされた木の温もりあふれるリノベーションショールーム&カフェ『食住空間 くりこまち』の完成です。2021.2.28 OPEN 皆様のご来店をお待ちしております。
2021.2.19 タイル・クロス工事
玄関スロープのタイル、玄関手洗いのタイル工事も終了し完成間近です。
玄関の手洗いは、コロナ過で需要がでてきた設備です。モザイクタイルで彩られたオシャレな手洗いなら、憂鬱な感染症対策も少しだけ楽しくなりそうです。
玄関スロープ 玄関手洗い
床タイルフロア 物置
カフェの床は、お手入れがしやすい木目のフロアタイル仕上げです。
今回のリノベーションでは、玄関入口のドアや物置入口の引戸など、既存の建物に使用されていたサッシや建具を再利用しています。予算の都合もありますが、廃棄物を減らすという点らも使えるものは再利用しました。
2021.2.13 タイル・可動式テーブル
キッチン、手洗い、玄関スロープなどのタイル工事中です。カラフルなタイルでインテリアに楽しさがプラスされました。壁のカウンターには簡単に取り外しができる可動式のテーブルを造りました。
造作キッチン 可動式テーブル
オープンの日が2月28日(日)決定しました。↑の造作キッチンや可動式テーブル、シンプルな箱家具、たためる小部屋『DE↑ROOM』など、弊社の若い大工職人がアイデアを凝らした家具等も見せ場の一つです。
2021.2.5 木製アイランドキッチン
大工職人が造る『造作キッチン』の形ができてきました。
木のキッチン 引出し
シンク 引出しも県内産の杉材を使って大工職人が造っています。シンクも取付けられアイランドキッチンらしくなってきました。
ベランダ 外観
外は足場が外されました。2階ベランダの屋根はポリカ波板を張ったので、明るいベランダになりました。
2021.1.30 内装工事
壁下地材のパテ処理~塗り壁の下塗りをしました。
今回のリノベーションは、大工職人にできる工事は大工職人が施工することも目的の一つとしているので、パテ処理と下塗りも弊社の大工職人が施工しています。
壁パテ処理 壁下地塗
壁パテ処理 壁下地塗
壁パテ処理 壁下地塗
2021.1.18 木工事/伊達な杉
外壁・ベランダにも県内産の杉材『伊達な杉』を使用しています。

外部に杉材を使うことに抵抗を感じる方もいると思いますが、塗装等で防水防腐加工を施すことで外にも使える材料です。また、経年劣化等により張替え等が必要になった場合でも、傷んだ部分だけを張替え、補修ができるので、将来的なメンテナンス費用を抑えることができます。
小さな箱と大きな箱は、椅子やテーブル、床の高さを変えたいときなど、用途に合わせていろいろ使えるシンプルな家具です。こちらの家具も伊達な杉(厚さ40mm)を使って大工職人が造ったので、とても丈夫で温かみがあります。 大きな箱に小さな箱が8個収納できます。
奥の黒い壁は、外壁用のサイディングを貼っています。鉄板なので磁石なども付きます。 カフェの一角に、たためる小部屋『DE↑ROOM』を取付けます。
2020.12.23 木工事/造作キッチン、窓の縮小
アイランド型の造作キッチンの周りは宮城県内産の杉板で装飾しています。一段下がった麺などをこねる台の天板は天然石仕上げです。
造作キッチン 天然石の麺台

雨仕舞が悪く雨漏れがあった二階東側の一間の引き違い窓は、高さ500mmのFIX窓に縮小して、外側の雨仕舞もやり直しています。
窓 窓縮小
FIX窓 FIX窓外
2020.12.4 木工事/造作キッチン
この建物中心となるアイランド型のキッチンは、大工職人が造る造作キッチンです。土台を構造用合板で造り、防水性のある部材で仕上げていきます。造作キッチンがあるカフェ・レンタルスペースの天井は宮城県内産の杉板仕上げです。
造作キッチン 外観
2020.11.25 木工事/腐食した木材の交換
木造住宅は、雨水の侵入や湿気を長年放置してしまったことなどが原点で、木材の一部が腐ることもあります。築55年の当物件も、工事を進めるうちに何カ所か木材の腐食が見つかっているので、その都度補修や交換をしています。
バルコニー笠木腐食 笠木補修
↑バルコニーの笠木部分の板が腐っていたため、腐食部分を取り除いて補修。 
柱腐食 柱交換
↑雨漏れが原因で腐った柱を取り除き、新しい柱に入れ替え。

比較的簡単な工事で腐った部材の補修また交換ができるのは、木造建築のメリットの一つだと思います。的確な修繕を施すことにより、建物の寿命を延ばすことができます。
2020.11.14 木工事/外壁下地完了
外壁の下地が完了しました。11/9の写真で窓を取り払った元厨房部分は、ランマを残して構造用合板を張って壁になりました。下の写真、玄関脇のFIX窓の間も構造用合板を張って耐力壁にしています。
外観・全景 外壁下地完了
耐力壁  
2020.11.11 木工事
レンタルスペースの壁と天井の下地が完了しました。
壁、天井下地完了 壁下地
2020.11.9 木工事/外壁下地
外壁の下地施工。元厨房室の窓は撤去して耐力壁にしますが、採光及び換気のためランマ部分は残します。
透湿防水シート施工
2020.11.5 屋根工事
既存のセメント瓦を撤去し、劣化した下地シートを剥がして、屋根板の上に構造用合板を乱張り(同じところに継ぎ目がこないように張る)し、防水下地としてアスファルトルーフィングを貼り、屋根の下地完了です。
セメントが瓦撤去 劣化した防水シート
構造用合板乱張り 屋根下地ルーフィング
2020.11.2 木工事/外壁下地
外壁下地
外壁下地・ダイライト貼り
造作キッチン
壁断熱施工と造作キッチン
2020.10.31 木工事/柱の劣化補強
柱補強
柱の劣化した部分の木材を取り除き、新しい木材に取り替えて、柱の補強をしました。(※1)
耐力壁
勝手口ドアを撤去した部分には、弊社開発の『たためる小部屋DE↑ROOM』を設置する予定です。(※2)
※1 構造材の中でも地面に近い土台や柱の下の方は、腐食しやすい部分です。構造材の腐食や劣化は、建物の強度に重大な影響を及ぼします。弊社では、熟練した技術を持つ大工職人が現場の状況を見極め適切に補強します。

※2 『たためる小部屋DE↑ROOM』は、コロナ禍のリモート学習や会議なども使える収納可能な小部屋です。詳しくはこちらをご覧ください>>
2020.10.30 木工事
左写真の二本の柱のうち奥の柱を撤去。
リフォーム、リノベーション工事では、間取りの変更等により、壁や柱を撤去することがありますが、壁や柱の撤去は建物の強度にもかかわります。弊社では設計士はもちろん、大工職人も長年の経験から建物の強度を高めるリフォーム、リノベーションを心がけています。
柱撤去前 柱撤去後
アイランドキッチン造作開始
↑大工職人が造る造作アイランドキッチンの枠組み着工。
2020.10.28 木工事・給水管工事
開口部以外の壁面は、耐力壁として施工し、建物の強度を高めています。右下の写真のオレンジとブルーの配管は、アイランドキッチンの給水管。キッチンは大工職人の造作で施工します。
耐力壁 給水管
耐力壁兼外壁下地 床下地完了
耐力壁兼外壁下地/外から  土足部分の床下地完了
2020.10.27 サッシ工事
玄関ドアを撤去した部分にFIX窓を新設。
FIX窓 FIX窓設置
2020.10.26 木工事
玄関ドア撤去 床下地完了
既存の玄関ドアは再利用するため、慎重に外します。 カフェ・レンタルスペースの床下地完了。
床組み
玄関を入った土足部分の床組施工。
2020.10.20 木工事
勝手口ドア撤去 壁下地施工
老朽化した 既存勝手口ドアを撤去して壁に施工。ドアを撤去した部分は、構造用合板を貼って強度を確保。 構造用合板
床下地 床下地
床断熱材スタイロエースの上に構造用合板(厚)24mmを施工。
2020.10.16 木工事・断熱工事
大引施工 断熱材施工
カフェ・レンタルスペース部分は靴を脱いでご利用いただくため、既存の床より20cmほど高くなります。鋼製束の上に大引きを施工中。 壁断熱材施工
断熱材は旭ファイバーグラスF☆☆☆☆を使用。
2020.10.12 解体工事
今回のリノベーションは、建物の構造を極力活かし、内装の変更が主な工事内容なので、内装の解体から工事が始まります。内装材を剥がすことで、構造材の傷みが見つかることもあります。その際は、的確な補強等を施すことで、建物の寿命を延ばすことができます。栗駒建業では中古物件のリノベーション工事も、建物の構造を熟知した大工職人が手掛けますので、建物の寿命を左右する構造の傷みは見逃しません。
リノベーション前外観 内装解体
解体 解体